いびきは舌の重みで舌根が沈下して気道をふさぐことが原因で起こります。
舌根が完全に沈下して気道を塞ぐ・・・呼吸停止=睡眠時無呼吸症候群 です。
無呼吸状態が続くことにより健康状態に重大な影響を及ぼしたり、不眠、イライラ、集中力不足など生活上の問題も起こす可能性が報告されています。
家庭で工夫することで いくらか改善していけるものもあります。
- 枕は低めに・・・高い枕はあごを引いた状態を作り出します。要注意
- 横向きに寝る・・・上向きにならないようにクッションなどを用いましょう。
- アルコール、睡眠薬を控えめに
- 過労を防ぐ。
- 肥満対策・・・気道をふせぐ脂肪を減らしましょう。ダイエットにもなります。
- 市販のグッズを上手に使う・・・ノーズクリップ、マウステープなど。ケースによっては効果が得られるものもあります。
⇒気づいたら「口呼吸」になっている人は要注意!
もりもと歯科では いびき治療に対して
- 舌の筋力アップで舌根の沈下を防ぐ。
⇒パタカラ・MFT(筋トレ)
- 下顎を前方に位置づけることで舌根を前方にキープする。
⇒スリープガード
- 1,2 双方を目指す。
⇒タッチスティック
など 患者さんの状態を見て、相談の上使用していきます。
パタカラは 唇力のところで詳しく述べています。
スリープガードはお口の型を採って作るマウスピースタイプの装置。歯、歯肉、顎の関節の状態や患者さんの肥満度により、装置の適応外となることがあります。原則として自費治療ですが、一部保険適応となる場合も有ります。
タッチスティックは前歯で器具を挟んだ状態で舌の正しい位置を習得することを目的にしています。低位舌を改善することで舌根の沈下を防ぎます。
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