早期に異常を発見してあげることで成長の手助けをしていくことが可能であれば歯並びを育成していく段階での抜歯をすることが少なくできます。従来の矯正までにこの方法を組み合わせていく事でよりレベルを上げていけると思います。
子供さんのお口の中の異常に早く気づいてあげれば、それだけ楽に、早くよい状態に導いてあげることができるのです。
お母さん 頑張って!!
床矯正(しょうきょうせい)はヨーロッパで広く行われている矯正の方法です。
以下のような利点があります。
- 永久歯を抜かない
- 自然に近い噛み合わせに導く
- コストが安い
- 早期に治療が開始できる(5才から)
- 噛む力をアップする
- 装置の取り外しが自由にできる
- 痛くない
|
デメリットとしては・・・
- 細かい微調整がしにくいこと。
- 本人にやる気がないと進まないこと。
- 発音しにくい。(次第に慣れます)
- 装置の紛失、破損。
|
などがあります。
最終的には歯軸をそろえるため ブラケットを貼り形状記憶のワイヤーで固定する場合もあります。 すべては主役の患者さんの選択です。
乳歯の時期にムシ歯を作らないように、一生懸命手入れをしてきた子供たち。それが永久歯になり歯が並ばないと言うことで健全な歯を抜歯して
スペースを作り、矯正することにどうも納得がいかないという方が増えています。 顎が小さいなら顎を広げてスペースを作ろう
と言うのが床矯正の考えです。 アメリカ型の矯正が主流の日本では 広く普及していませんが、これから広がって いくことと思います。
⇒詳しくは床矯正研究会のホームページをご覧ください
|